部分練習の威力

先週のレッスンは仕事のため行けず、今秋に持ち越し。その分たくさん練習で来て嬉しい。

4巻に入ってからは曲が長いこともあり、ククーロさんのブログに書かれていた部分練習と通し練習を意識的に分けて行うようにしてみた。

楽譜がうまく読めないところ、指がよく回らないところ、弓がうまくいかないところ、音がきれいにならないところ、音程が変なところ(woooo、できないところばっか)、何度も2小節とか4小節とか、許せる程度まで(納得いく程度でないところがイイカゲン)やり直してできたら次、と芋虫のように進んでいくようにしてみた。

結局2週間の練習時間では左のページをつぶすのが精いっぱい、右のページはざっと流したのが何回か。ずっとネチネチやっていると気分が滅入るので、時々できなくても、つっかえても最後まで行ってストレスを解消。

その左のページも通してみると、やっぱりうまくいかなくて取りだした練習の所が何回もつっかえてしまって、イマイチのままレッスンへ。

で、先生の前で弾き始めたら、あらびっくり。

左のページがサクサク弾ける。全然余裕がなかったビブラートまで勝手に出てくる始末。わやくちゃになっていた跳躍もちゃんとおさまった。もちろん右のページに入ったら、崩壊。ゆっくり弾いても無残だったドシドラドソドファドのところを丁寧に教えてもらって次回に。

でも、自分なりにやってみたことの成果が現れたのはたいへん嬉しいことで、勇気づけられる。さらに次の楽章のロンドの楽譜も見てくるように、ということで、さっそくトレッドミルで譜読み。8分の6らしい軽やかさを意識して走るとランニングのフォームも良くなるのでは?!