練習ができないじゃないかっ

この1週間ほどアキレス腱がジクジクして気になっている。体を動かし始めると気にならなくなる、というのが典型的な炎症の症状。このままついつい運動し続けると本格的な故障になってしまうので、自重するしかない。


で、何が困るか、というとチェロの練習ができなくなること。


アキレス腱って足でしょ、なんでチェロ?


関係あるのだ!


なるほどねぇ、やっぱり足をしっかり構えて楽器を持たなくちゃいけないから、足腰の故障が…。
いや、さすがにそんなんではない。腰が痛かったらたぶん本当に演奏はできないかもしれないが。


アキレス腱が痛いと走れない、というか走らない方が良い。
従ってトレッドミルに乗れない。
すると、譜読みが進まない。


そもそもトレッドミルで練習するのはあまり好きではない。あの単調さに耐えられないのだ。そこで暇つぶしに始めたチェロの練習中の曲をマシンのパネルに貼って走る練習。


これが、あたり。足はひたすら同じリズムを刻んでいるので、苦手な附点だろうが、裏拍だろうが、確実に拍の中に収めることができる。苦手なところは何度も練習できる。上手く収められなければ、8分音符を1歩にすることも、16分音符を1歩にすることもできる。

1ページほどの曲を最初から最後までつっかえないようにさらえるように頑張っているうちに30分なんてあっという間に過ぎてしまう。


まさに一石二鳥の練習なのだ。


暗譜、とは違うのだが、楽譜が読めるようになると、とたんに練習がはかどるようになる。曲のイメージができる、というかなんというか。間違えればすぐわかるし。


それが、アキレス腱のせいでできない。う〜ん、自転車でやってみるかな…



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