練習できる幸せ

本日のレッスン。


師匠 「テナー記号は慣れましたか?」
ナラン「いえ、さっぱりです。分からないまま、分かろうとしないまま弾いてます…」
師匠 「楽譜に縛られずに音楽ができて良いですね」


なんて、ほめ上手なんだろう、師匠…。


ほめられてご機嫌でヴィバルディのソナタ1楽章。テナー記号は読めていないが、曲には慣れてきたので大分弾きやすくなってきた。気持ちよく弾いて、


師匠 「よくなりましたね。練習してますね。」


ヒヒヒ、そうなんですよ。師匠、新しい楽器のおかけで存分に練習できるんです。エレクトリックチェロを購入して練習していることを披露。と、


師匠 「YAMAHAのですか?どうですか?」


詳しく知りたい様子。ずっと安いエレクトリックチェロであること、隣の部屋でテレビを見ていると気にならないらしいことなどを伝えた。


師匠 「そうですか。レッスンに来ている方で、アパートだから家では弾けない、以前電子ピアノを小さめの音で弾いていても近所から苦情が来たという人が居るんです。レッスンが練習なんで、なかなか上達できないって悩んでるんですよ。どうかしらね」


う〜ん、壁に布とか吊って、エンドピンの下に振動吸収パッド置いたら行けるんじゃないかなぁ。とはいうものの音って人によって感じ方は違うからなぁ…。


練習できる幸せをしみじみ噛みしめた。



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