練習しないで上達???

怒涛の忙しさの9月10月をへろへろになりながら乗り切り、ようやくチェロにもブログにも戻ってこられる季節となった。気づけば外は秋、猛暑は猛烈な忙しさとともにどこかに言っていた…。

ホルンの演奏の後先生がお留守だったこともあり、チェロは少々ペースダウン。結局ひと月近くちゃんと弾かないまま時間だけが過ぎてしまった。

それでも、ホルンで「良い音を出す」練習を繰り返したせいか、チェロの音も少しリッチになった気がする。全然関係ないのだけれども何やら関係あるような気がする。先日ホルンを久しぶりに吹いた時も同じだったし。頭の中の音のイメージが良くなるというのか、何と言えば良いのかわからないが、何やら少し進歩しているような気になる。イメージ通りの音を出すための技術は向上していないのだが、いったいどのような作用なのだろう。

さて、少しだけでもコツコツ続けていたメヌエットにようやく○を頂いた。何やら自分でも余裕を持って弾けるようになった気がしていたので正直うれしい。さらに、ユーモレスクも○。ほめ上手な先生ではあるが、後半が良くなったとのコメントがうれしかった。いやぁ、苦労したもんね。

そして、ついに「そろそろ4巻見始めましょう」と次なるステップの指示を頂く。そう、夏になる前からその気まんまんでamazonで買っていた4巻についに突入。とはいうものの、一度開いたが、指番号もポジションも書いていない白い楽譜にたじろいで音符すら読んでいない。ヘ音記号も自信ないし。そのまま封印していた形の4巻冒頭のアレグロに再挑戦。

ひとつひとつ音符を拾って、泊数を数えながら、なんじゃこりゃ?と曲のイメージがわかないまま、お経のようにメロディー(になっていない)を唱える。お経のようなつぶやきを聞いてもやっぱりどんな曲かはよくわからない。

はぁ、また明日…。