メヌエット と スケルツォ

ガボットは気にいったので練習が楽しくて苦にならない。できない個所を何回も練習しても疲れるけれど嫌にはならない。
メヌエットはう〜。やはり盆踊りしかむりなのか。何がどう気にいらないのかはよく分からないが、どうも好みではない。明るく軽やかで華やかな感じは美しいと思うのだが、ヒマワリが好きか、バラが好きかという問題なのかもしれない。なので、あまり練習熱心になれない。
で、浮気。次のページをめくる。
なんじゃ、こりゃぁ!!!
はい、同世代なら知っているあのセリフ。16分音符がずらぁぁあぁぁぁと並んでいる。音を並べるだけならゆっくりと追えるが、様子がさっぱりわからない。
しかし、スケルツォのスローな部分はなんか気にいった。ポジションを移動すると音はぶっ飛ぶがきれいなところ。そして再びずらぁぁあぁぁに戻る。
何回か練習するうちに、16分で刻まずに音をつなげてみたら、ようやくメロディーが分かってきた。メロディーが分かると途端に愛着がわいてきた。
これ、面白い。
できていないメヌエットを放ってスケルツォにはまる。これは右手にも良い訓練になりそう。音が出るくらい圧力を与えつつ、力は抜いて行ったり来たり。かすれないように、遅れないように。楽しい。
あまり浮気ばかりしていられないので、メヌエットに戻る。
う〜…。ピンクの羽は生えてこない。ダチョウの行進…。
はぁ・・・・・。先は長い。

ガボットは○、メヌエットスケルツォ継続、さらにト長調メヌエット。なんと5ポジションまで出てきたよ。